丸裸でムルカット。
なかなかインパクトのあるタイトルになってしまいました笑
通常、
バリヒンドゥー教の寺院に立ち入る場合は、
サルンとスレンダン(腰布と腰紐)の着用が必須で、
当然、ムルカットを行う場合も同様ですが、
全裸でムルカットを行うという、非常に珍しい寺院があります。
Pura Telaga Waja(トゥラガワジャ寺院)
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04258.jpg)
棚田 で有名なテガラランにあります。
ここは昔、
moksha(完全なる解脱)を目的として瞑想を行う場所だったという、
とてもパワフルな寺院です。
まだ観光化されておりませんので、
看板等はほとんどありません。
何もない田んぼ道を入って行きます。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04270.jpg)
百数段の階段を下ります。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04218-e1547376970869.jpg)
かなり急勾配で段差も深いので、
滑らないように気をつけて下りましょう。
そして、
寺院に立ち入る前に鍵を開けます。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04260.jpg)
この石が、
寺院に入るための鍵なのだそうです。
ここにお供え、ご挨拶をして、
7回ノックしてから寺院に入ります。
寺院に入ったら、まずお祈り。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04253.jpg)
いよいよムルカットです。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04245.jpg)
ムルカット時は一切の衣類の着用が禁じられており、
全裸になってムルカットを行います。
生まれたままの姿で、
強い決意を持ってムルカットを行わなければなりません。
異性がいる場合は、
交代で男女別に入っていきます。
ちなみに、
周囲は藪で囲われているだけですので、
覗こうと思えば覗けてしまいますが、
ここは非常にパワーの強い神聖な場所ですので、
決してよこしまな気持ちで立ち入ってはいけない。
それは、
この場所をよく知る村の人々には周知のことだそうです。
![](http://darihatibali.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04242.jpg)
11本の噴水の聖水を順番に浴びていきます。
確かに、
ほかのどの沐浴場とも違う感覚です。
なかなか子供を授かることができなかったある人は、
ここでムルカットを行ったのちに妊娠できたそうですが、
強い決意を持ってここでムルカットを行うとき、
何か大きく変わることがあるかもしれません。
以前、立ち入り禁止の神聖な場所で遊んでしまった外国人がいたらしく、
それ以来、旅行者のみでの来訪は禁止されているそうですので、
ここを訪れる際は、必ず現地ガイドを伴って訪れてくださいませ。
ツアー、カーチャーターその他、
ご依頼、お問い合わせはこちらまでお願い致します
dari HATI BALI webサイトへ
dari HATI BALI Facebookページへ